HOME

甲状腺の働きを知る

甲状腺の病気 - 良性結節

腺腫様甲状腺腫

これまでの解説で何度か登場してきたように、甲状腺は病気になるとほとんどの場合腫れを伴います。バセドウ病や橋本病のように甲状腺全体が腫れるケースのことを「びまん性甲状腺腫」といいますが、それとは違い甲状腺の一部に腫れができることを「結節性甲状腺腫」といいます。

「結節」とは一般的に言われるところの「しこり」のことで、その中でもたちの良いほうの結節は「良性結節」と呼ばれます。この良性結節の一種が「腺腫」で、甲状腺の左右どちらかに、1つだけ結節ができるというのが特徴です。

良性というだけあって腺腫ができても人体に悪影響を及ぼすことはほとんどありませんが、ごくまれに「機能性結節」というのができることがあります。これが既に解説したプランマー病です。しかし、この腺腫が1つだけでなく複数できる場合もあり、そのことを「腺腫様甲状腺腫」といいます。

腺腫と似ていますが、腺腫は良性の腫瘍が細胞分裂を起こした結果であり、対する腺腫様甲状腺腫は「過形成」といって、腫瘍性ではない細胞分裂の結果起こるものとして病理学上では区別されています。そのため「腺腫のような甲状腺の腫大」という名前になっているのです。

できる結節の数によってはびまん性甲状腺腫のように甲状腺全体が腫れているようにも感じられることがありますが、こちらも腺腫と同じく、たくさんできたからといって何かしらの悪影響を与えるといったことは無く、大きく腫れたとしても呼吸や食物嚥下の邪魔になったりすることは無いといわれています。

甲状腺と分泌されるホルモン

副甲状腺と分泌されるホルモン

甲状腺の病気 - 甲状腺機能亢進症

甲状腺の病気 - 甲状腺機能低下症

甲状腺の病気 - 良性結節

甲状腺の病気 - 悪性結節

副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能亢進症

副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能低下症

人間以外の甲状腺の病気

甲状腺の病気の治療