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甲状腺の働きを知る

甲状腺の病気 - 甲状腺機能低下症

クレチン症

既に解説した橋本病や萎縮性甲状腺炎は、私たちが生活を行う中、何かの拍子によって発症するもので、生まれつきの体質によって起こるものではないいわゆる「後天性」の病気です。

しかし中には生まれつき甲状腺のはたらきが足りず、「先天性」の甲状腺機能低下症を患うことがあります。この病気のことを「クレチン症」、または「先天性甲状腺機能低下症」といい、日本では新生児のうち4000人に1人の割合でこの病気が発症するといわれます。

原因としては、胎児の時何かしらの異常で甲状腺が作られない、またはあっても十分な大きさではない「欠損性」、舌の根など本来あるべき場所に無いせいで正常にはたらかない「異所性」、甲状腺はあっても甲状腺ホルモンを正しく作ることができない「甲状腺腫性」等の理由があります。

このクレチン症は早期発見、そして早期治療することがとても大事です。なぜなら、甲状腺ホルモンは私たち大人が普通に生活を行うためにも必要ですが、子供にとってはそれ以上に成長のために必要だからです。人間の脳は、3歳までにその大半が出来上がるといいます。

その重要な段階に成長に必要な甲状腺ホルモンが足りないということは、後々知能障害等を引き起こしてしまう可能性があります。それを防ぐためにも、クレチン症の早期発見と早期治療は非常に重要なのです。幸い近年では、「新生児マススクリーニング」というクレチン症の早期発見を促す検査もあるため、クレチン症の患者数は減っているといわれます。しかしこの検査では発見できない症例もあるため、黄疸や巨舌、かすれた泣き声等の症状がある子供は、より精密な検査を受けるのが望ましいでしょう。

甲状腺と分泌されるホルモン

副甲状腺と分泌されるホルモン

甲状腺の病気 - 甲状腺機能亢進症

甲状腺の病気 - 甲状腺機能低下症

甲状腺の病気 - 良性結節

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副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能亢進症

副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能低下症

人間以外の甲状腺の病気

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