HOME

甲状腺の働きを知る

甲状腺の病気 - 甲状腺機能亢進症

甲状腺クリーゼ

甲状腺機能亢進症の代表的な病気であるバセドウ病は、病院で適切な診断を受け、それに基づいた適切な治療を行えばちゃんと治る病気です。ですが、このバセドウ病を治療せずに放置したままで、他の病気の手術を受けたり、感染症や糖尿病になったり、強いストレス等を受けたりすると、バセドウ病が重症化します。

脈が毎分150以上と非常に速くなったり、1日に20~30回も下痢になったり、他にも脱水症状や脱力感、心不全、意識障害、精神不安定などの症状が出てしまい、最悪の場合死亡することもあります。この命の危機に見舞われるほどバセドウ病が重症化することを「甲状腺クリーゼ」といいます。

甲状腺クリーゼは命を脅かすほどの危険な病気なので、発症したら集中治療室にて重点的な治療を必要とします。その治療においては、「プロピルチオウラシル」、「メチマゾール」ら甲状腺ホルモンが作られるのを阻害する薬、「ヨウ化カリウム」、「炭酸リチウム」、「イポデート」等の甲状腺からの甲状腺ホルモン放出を阻害する薬、「コルチコステロイド」、「イオパノ酸」等の、甲状腺ホルモンが身体の末梢組織にて及ぼす効果を減少させる薬といった、普段ではあまり使用されない特殊な薬を使用することがあります。

今現在は、バセドウ病の段階で早期に発見され、早期に治療をされることがほとんどのため、甲状腺クリーゼの発症率は低いといわれています。

ですがバセドウ病の治療を医師の判断なしに勝手にやめてしまうと発症する確率が高くなるので、医師に処方された薬の量を増減させたりせずに、言われた通りの量を飲むことが重要です。

甲状腺と分泌されるホルモン

副甲状腺と分泌されるホルモン

甲状腺の病気 - 甲状腺機能亢進症

甲状腺の病気 - 甲状腺機能低下症

甲状腺の病気 - 良性結節

甲状腺の病気 - 悪性結節

副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能亢進症

副甲状腺の病気 - 副甲状腺機能低下症

人間以外の甲状腺の病気

甲状腺の病気の治療